インプラントについて
インプラント治療とは、歯が失われた場所に歯の根に代わるもの(人工歯根)を埋めておき、それが骨としっかり付いた段階で人工の歯をかぶせ、天然の歯が生えていた頃と同様の機能性と美しさを回復させる治療法です。
素材はチタンで、金属アレルギーの心配がほとんどなく、骨と一体化する性質があります。
部分的に抜けている方も、全ての歯が抜けてしまっている方にも最適な治療法です。
インプラント治療なら次のような悩みを解決することができます。
<ケース1> そもそも歯がない!
- 事故で前歯がなくなってしまった。
- 生まれつき歯の生えてこない部分がある。
- ブリッジができない。(丈夫な歯がない・歯が全くない)
たとえ周りに健康な歯がなくてもインプラントは埋め込み可能です。
<ケース3> 入れ歯が不満!
- 入れ歯には抵抗がある。
- 入れ歯が会話の途中で外れてしまう。
- 入れ歯の安定が悪くて物がうまく噛めない。味わえない。
- 人前で自信がなくなった。
複数のインプラントで総入れ歯をしっかり固定すれば、これまでの入れ歯のようにぐらつくことはありません。
まさに自分の歯が蘇る感じです。
削られたり、針金をかけられた歯には、大きな負担がかかります。
何も負担が無い状態の10倍以上の負担がかかっているとも言われています。
歯には、それぞれが負担できる荷重(力の強さ)が決まっています。
負担オーバーの状態が続くと、やがて折れたり、ぐらついて抜けたりします。
そして、かなり高い確率でブリッジのために削られた歯や、部分入れ歯の針金をかけられた歯は、いつかダメになり、抜くことになります。
すると、どんどん歯の無い部分が広がり、ますます残っている歯にかかる負担が大きくなりやがて総入れ歯が必要となってしまいます。
しかし、その負の連鎖を食い止められる、残りの歯を守れる治療法が
インプラント治療なのです。
入れ歯・ブリッジ・インプラントは、それぞれどれぐらいもちますか?
※岡山大学予防歯科 1995
(森田学他、歯科修復物の使用年数に関する疫学調査 日本歯科口腔衛生学会雑誌 4515)より
ブリッジでは平均使用年数(平均寿命:50%がだめになる年数)は8年です。これは、土台となる歯が冠の中で虫歯になったり、負担過重のため動揺をおこすことが原因です。
入れ歯の平均使用年数(平均寿命)は4年です。しかもバネをかけている歯の虫歯発生率は93%に及びます。
インプラント治療法と従来の治療法との比較
このように、従来の治療法とインプラント治療を比べて頂くと、いかにインプラントが効果的な治療であるかをご理解頂けると思います。インプラント治療にご興味がおありの方は、お気軽に当院へお越し下さい。もちろん、インターネットからもお気軽にお問い合わせ下さい。