歯を守って強くする シーラント
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歯みがきのむずかしい「奥歯の溝」は、虫歯に大変なりやすいと言われています。 |
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シーラントは、この「奥歯の溝」を埋めて、虫歯菌を防ぐ材料です。 |
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シーラントには、歯を強くして虫歯菌から守る「フッ素」も入っています。 |
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とっても簡単な処置で、虫歯になりにくい歯になります。
皆さんも、シーラントで虫歯菌から歯を守りませんか? |
※医療法人神戸三宮アステオ歯科では、ティースメイトF-12.0を採用しております。
ポイント
フッ素は歯の平らな面には効果的!
奥歯の溝の虫歯予防にはシーラント!
奥歯の噛む面の溝は深く、歯ブラシも届きにくく、食べカスやバイ菌がたまりやすい場所です。この溝に
シーラント材をつめて、汚れがたまりにく、歯ブラシが当たりやすい表面にします。
※シーラントは保険で行えます。
虫歯予防におすすめのフッ素イオン導入法
フッ素イオン導入法について
フッ素で上手に虫歯予防
当医院では、半年に1度の定期検診をシステムに導入しております。
健診の内容は、ムシ歯・歯ぐきのチェック、歯石の除去、それに加えて最後に低濃度のフッ素をお塗りしています。
しかし、これだけのフッ素では唾液などで、すぐ流れしまうため、効果は少し低いかもしれません。
そこで効果的にムシ歯を予防していただくために、おすすめしたいのが
フッ素イオン導入法です。
ご自宅でのフッ素の使用とあわせて行うとより効果的です。
それではイオン導入法についてご説明致しましょう。
フッ素イオン導入法って、なぁに?
- 薬液であるフッ化ナトリウム溶液をイオン導入装置を使い、フッ素とナトリウムとに電気分解します。
- 単に塗るだけでは歯質に取り込まれにくいフッ素を一時的に人体を+の 電位に変えて浸透しやすくさせます。
- 歯質に取り込まれたフッ素はフルオ ロアパタイトを形成し虫歯を予防し ます。
フッ素は、確かに虫歯の発生を抑制することができます。歯の硬い部分の97%がリン酸カルシウム等の無機成分です。これとフッ素ががっちりと結びついてフッ化リン酸カルシウムを作り、最も虫歯になりにくい歯を作ります。
このフッ素を歯に作用させる方法として、色々な方法が行われています。
例えば水道水の中にフッ素をまぜるとか、歯磨剤の中に入れるとか、1本1本筆で塗ってやる等の方法ですが、一番理屈にかなった、効果の期待できる、合理的方法として日本ではもちろん世界中にも注目を集めておりますのが、
イオン導入法といわれるものです。
この方法は、フッ素が自然のままでは歯に浸透しにくい性質を持っている為、人体には感じない程度の弱い電気を流すことによって、フッ素イオンとして浸透させる方法です。
<< 特徴 >> |
1)全く痛みがない |
2)時間が短くて済む |
3)トレー(口の中に入れるもの)は完全滅菌、密封式で衛生的である(使い捨てです) |
4)お子様でも不快感がなく、嫌がらない |
※他の病気の予防注射とは違い、フッ素を導入したからと言って100%虫歯を防ぐことはできません。毎日の清掃をやらなかったり、甘いガム、チョコレート、キャラメル等が年中口の中にあるようでは、せっかくの効果もなくなります。
フッ素の働き
フッ素イオン導入法について
こちらでは、フッ素の歯へ働きと口の中への働きを図を入れて、説明します。
効果的に虫歯を予防していただくために、神戸三宮アステオ歯科おすすめの
フッ素イオン導入法を行いたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
フッ素って安全??
みなさんの中には、「フッ素は体に害があるのでは?」と思 っている方もいらっしゃるかと思います。
フッ素は、自然界に存在する生物や水に必ず含まれてい ます。私達が普段食べている野菜や魚など、飲み物では お茶やコーヒーなどにも含まれています。もし、歯みが き中などにフッ素をあやまって飲み込んでしまったとしても、ごく少量ですので特に問題はありません。
しかしフッ素は、塩と同様で、からだに必要なものでありながら、大量に摂取すると害になることもありますので、その点には注意しましょう。
フッ素って、いつ頃から始めたらいいの?
フッ素洗口やフッ素入りの歯みがき粉の使用は、ブクブ クうがいができるようになる4歳頃が良いでしょう。
また、フッ素の使用を特におすすめしたいのが、乳歯か ら永久歯に生えかわる時期の小学生・中学生のお子さんです。生えたての歯は未熟でやわらかく、虫歯になり やすいのです。
しかし、虫歯になりやすい反面、フッ 素の取り込みが高いので、効果的に歯質強化が得られま す。よってこの時期にフッ素を積極的に使うことで歯を 強くし、虫歯になりにくい歯にします。