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三宮 歯科・歯医者 神戸三宮アステオ歯科 診療時間
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歯のコラム Column

ブラッシング指導とは?学べることやメリットをわかりやすく解説


ブラッシング指導の様子

こんにちは。神戸市中央区、JR「三ノ宮駅」より徒歩30秒にある歯医者「神戸三宮アステオ歯科」です。

毎日の歯磨きは、むし歯や歯周病を予防するうえで欠かせない習慣です。

しかし、しっかり磨いているつもりでも、実際には汚れが落ちていないということは珍しくありません。そこで重要となるのが、歯科医院で行われるブラッシング指導です。この指導では、患者さんの口腔内の状態に合わせた正しい歯磨き方法を学ぶことができます。

歯並びや歯肉の状態は人によって異なり、自己流の磨き方では磨き残しが生じやすくなります。歯科衛生士が実際に指導を行うことで、自宅でのケアの質を高め、将来の歯の健康を守ることにつながります。

今回は、ブラッシング指導で行う内容について解説します。指導を受けるメリットや注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ブラッシング指導とは

ブラッシング指導のイメージ

歯科医院で行われるブラッシング指導は、歯科衛生士が患者さんに対して正しい歯磨き方法を教える取り組みのことを指します。自己流の磨き方ではどうしても磨き残しが出やすいため、口腔内の状態や生活習慣に合わせた具体的な方法を提案してくれる点が大きな特徴です。

歯並びが凸凹していて磨きにくい部分や、歯肉炎が起こりやすい部分は人それぞれ異なります。指導のなかでは、その人に合った歯ブラシの持ち方や動かし方、磨き残しやすい場所へのアプローチ方法を実際に鏡を使って指導します。

また、染め出し液を用いて磨き残しを可視化し、自分の歯磨きの癖を把握できるのも大きなメリットです。正しい方法を身につけることで、毎日のケアの精度が上がり、むし歯や歯周病の予防につながります。

ブラッシング指導で学べること

ブラッシング指導を受ける女性

ブラッシング指導では、普段の磨き方を見直し、より効率的に歯を守るための具体的な方法を学ぶことができます。以下に、指導のなかで学べることについて解説します。

患者さんのお口の状態に合った歯の磨き方

ブラッシング指導の中心となるのは、患者さんのお口の状態に合った歯の磨き方を学ぶことです。歯ブラシを強く当てすぎると歯肉を傷つけてしまい、逆に力が弱すぎると歯垢を落とせません。

そこで歯科衛生士は、力の入れ方や歯ブラシの角度を具体的に教えてくれます。特に、バス法やスクラビング法など、歯肉や歯の形に適した磨き方を実践的に指導するため、ご自身に合った方法を身につけられます。

歯を磨く頻度とタイミング

歯磨きは1日に何度行えばよいのか、どのタイミングが効果的なのかは意外と知られていません。ブラッシング指導では、朝と夜の磨き方の違いや、食後すぐの磨き方に関する注意点なども説明されます。

特に就寝中は唾液の分泌量が減って細菌が繁殖しやすいため、寝る前の丁寧なブラッシングの重要性を理解できるようになります。

歯ブラシの選び方と交換時期

市販されている数多くの歯ブラシのなかから、ご自身に合ったものを選ぶ方法も学べます。毛の硬さやヘッドの大きさは口の中の状態によって適切なものが変わるため、プロの目でアドバイスを受けられるのは大きな利点です。

また、毛先が開いた歯ブラシでは汚れが落とせないため、1か月を目安に交換する重要性についても教わります。

デンタルフロスや歯間ブラシの使い方

歯ブラシだけでは落としきれない汚れが歯と歯の間に残ります。そこで使用が推奨されるのが、デンタルフロスや歯間ブラシです。指導のなかでは、これらの補助清掃用具の正しい使い方を実演してもらえます。

特に歯間ブラシのサイズ選びやフロスの挿入の仕方は自己流だと難しく、誤った方法では歯肉を傷つける可能性もあるため、実際に練習できることは大きな学びとなります。自分に合った清掃法を知ることは、長期的な口腔健康を維持する大きなポイントです。

ブラッシング指導を受けるメリット

ブラッシング指導を受けるメリットイメージ

歯の磨き方の指導を受けることで、日常のケアが効率的になり、長期的に歯の健康を守れるようになります。以下に、ブラッシング指導を受けるメリットについて解説します。

むし歯・歯周病の予防につながる

自己流の歯磨きでは、どうしても磨き残しが発生しやすいです。指導のなかで染め出し液を使用することで磨き残しが多い部分を視覚的に確認でき、意識的に改善することが可能になります。これにより、日々のケアでむし歯や歯周病のリスクを大幅に減らせます。

歯の寿命を延ばせる

正しい歯磨きの仕方を身につけることで、将来的に自分の歯を長く保てる可能性が高まります。自分の歯で噛み続けられることは、全身の健康や食生活の充実にも直結します。

また、治療費や通院回数の軽減につながるだけでなく、入れ歯やインプラントといった大がかりな治療を避けられる可能性もあります。

口臭の予防につながる

口臭の多くは、歯垢や歯周病菌による揮発性硫黄化合物の発生が原因とされています。

正しい歯磨きの仕方を身につけ、磨き残しが減れば、これらの菌が繁殖する環境を減らすことができ、結果として口臭の予防につながります。口臭が気になる方にとって大きなメリットといえるでしょう。

子どものうちから習慣化できる

この指導は大人だけでなく、子どもにとっても非常に有効です。小さい頃から正しい磨き方を学ぶことで、歯磨きを嫌がらず習慣化できるようになり、生涯を通じて歯を健康に保つ土台をつくることができます。

親子で一緒に指導を受けるケースも多く、ご家庭でのケアの質を高めるきっかけになります。

ブラッシング指導の注意点

ブラッシング指導の注意点を説明する歯科衛生士

ブラッシング指導には多くのメリットがある一方で、注意しておきたい点もあります。以下に、詳しく解説します。

道具に頼りすぎない

電動歯ブラシや高性能な清掃グッズを使うことで、効率的に磨けると思いがちですが、基本的な磨き方が身についていなければ十分な効果は得られません。正しい手の動かし方や力加減を習得したうえで、補助的に道具を活用することが推奨されます。

習慣化が必要

ブラッシング指導は一度受ければ終わりというものではありません。最初は理解できても、日常生活のなかで自己流に戻ってしまうことがあります。そのため、定期的に歯科医院でチェックを受け、磨き方を見直すことが大切です。

人によって適した磨き方は異なる

歯並びや歯肉の状態は人によって大きく異なります。友人や家族と同じ磨き方が必ずしもご自身に合っているわけではありません。この指導では、自分だけの磨き方を学ぶことに意味があります。他人と比較せず、歯科衛生士の指導に沿って続けることが重要です。

指導の効果を高めるために大切なこと

自身に合った口腔ケアグッズを選ぶイメージ

指導の効果を高めるためには、日常生活に取り入れる工夫が大切です。

継続的に実践する

ブラッシング指導を受けても、日々の生活のなかで実践しなければ効果は期待できません。毎日の磨き方を意識して継続することで、正しい習慣が定着し、むし歯や歯周病の予防効果が高まります。

ご自身に合った道具を選ぶ

歯ブラシやフロスは口の中の状態に合わせて選ぶ必要があります。歯科衛生士からアドバイスを受けた道具を使い続けることで、清掃効果が最大限に発揮されます。サイズや硬さが合わない道具を使うと、磨き残しや歯肉のダメージにつながるため注意が必要です。

定期的に歯科医院でチェックを受ける

時間が経つと自己流の磨き方に戻ってしまうことがあります。定期検診の際に歯科衛生士に磨き方を確認してもらうことで、間違った習慣を修正し、常に効果的なブラッシングを続けられます。

家族で取り組む

特に子どもの場合、家族と一緒に磨くことで習慣化がスムーズになります。保護者の方がお手本を見せることや、一緒に歯科医院で指導を受けることで、家庭全体で口腔ケアの意識を高めることができます。

まとめ

歯磨きを習慣化する家族

ブラッシング指導は、毎日の歯磨きをより効果的に行うために欠かせない取り組みです。歯科衛生士による丁寧な指導を通じて、自分の磨き方の癖を理解し、正しい方法を身につけることができます。

特に歯垢が残りやすい部分や歯肉の健康を意識したケアを学ぶことで、むし歯や歯周病の予防につながります。また、歯ブラシの選び方やフロスの使い方といった具体的な知識も得られるため、自宅でのケアの質を大きく向上させることが可能です。

ただし、一度の指導で完璧に習得できるわけではなく、定期的な確認や習慣化が重要です。お子さまから大人まで誰にとっても役立つこの指導は、将来にわたり健康な歯を守るための大切な第一歩といえるでしょう。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、神戸市中央区、JR「三ノ宮駅」より徒歩30秒にある歯医者「神戸三宮アステオ歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、歯科治療から根管治療(歯根治療)、審美的なセラミック治療まで様々な治療を提供しています。診療案内ページはこちらネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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