こんにちは。神戸市中央区、JR「三ノ宮駅」より徒歩30秒にある歯医者「神戸三宮アステオ歯科」です。
セラミックの歯は、見た目が自然で美しく耐久性にも優れているため、多くの方に選ばれている補綴素材です。しかし、どれほど優れた素材であっても、使い方や日常の癖によっては欠けたり破損したりすることがあります。突然セラミックの歯が欠けると「どうすればいいの?」と不安になる方も多いでしょう。
この記事では、セラミックの歯が欠ける原因や欠けたときの対処法、再発を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。
セラミックの歯が欠ける主な原因

セラミックの歯は天然歯に近い美しい見た目と高い耐久性を持っていますが、使い方や環境によっては欠けることがあります。原因を理解することで、対策が取りやすくなるでしょう。
外部からの強い衝撃
転倒して口元をぶつけたり、スポーツ中や不慮の事故で顔に衝撃を受けたりすると、セラミックの歯が欠けることがあります。セラミックは硬い素材ですが、強い衝撃を受けると割れる恐れがあります。
特に、前歯などは外部からの力を受けやすいため注意が必要です。
噛み合わせの不具合
歯と歯の噛み合わせがずれていると、一部の歯にだけ力が集中してセラミックにも負担がかかります。噛み合わせのバランスは、食事や会話だけでなく、歯の寿命にも大きく影響します。わずかなずれでもセラミックへのダメージは大きくなり、欠けたりひびが入ったりする原因となるのです。
硬い食べ物をよく食べる
おせんべいなどの硬い食べ物を頻繁に噛む習慣は、セラミックの歯にとって大きなリスクとなります。硬い食材を噛む動作を繰り返すことで、セラミック表面に微細なヒビが入り、そこから欠けが広がる可能性もあるでしょう。
セラミックの劣化と接着の問題
セラミックは非常に丈夫な素材ですが、年数が経つと接着力が弱まったり、細かいヒビが入ったりすることがあります。また、セラミックの内部と土台の歯の間に隙間ができると、そこに汚れや細菌が入り、二次虫歯を引き起こすリスクもあります。
こうした変化が蓄積すると、セラミックの破損につながることがあります。
セラミックの歯が欠けたときにしてはいけないこと

セラミックの歯が欠けたとき、焦って間違った行動をとると、症状を悪化させてしまうことがあります。ここでは、避けるべき行動について解説します。
自分で修復しようとする
欠けた部分をボンドや接着剤で固定しようとすると、かえって口内環境が悪化する恐れがあります。市販の接着剤は口内での使用を想定されておらず、飲み込むと有害な成分が含まれている可能性もあります。口内で使用すると、歯ぐきや粘膜に炎症を引き起こすこともあるでしょう。
また、接着力も十分ではないため、すぐに外れて再びトラブルになる可能性も高いです。セラミックの修復は、歯科医師に対応してもらうのが安全です。
硬いものを噛む
セラミックの歯が欠けた直後に、硬い食べ物をそのまま噛むと、欠けた部分にさらに大きな負担がかかります。割れ目やヒビから新たに破損が広がる可能性があるため、欠けた側での咀嚼は控え、なるべく反対側でやわらかいものを噛むようにしてください。
痛みがなくても負荷がかかることで歯全体の安定性が低くなり、最終的に修復が難しくなるケースもあります。再受診までのあいだは食事内容に気を配り、歯を休ませることを意識しましょう。
欠片を捨てる
セラミックが欠けたとき、破片を「小さいからもういいか」と思って処分してしまう方もいますが、可能であれば保管しておき、受診の際に持参してください。欠片の状態によっては再接着や修復が可能なことがあり、破片が手元にあれば治療の選択肢が広がります。
また、欠けた部分を再現する際の貴重な資料にもなります。破片は清潔な容器や袋に保管し、できるだけ早く歯科医院に持参するようにしましょう。
セラミックの歯が欠けたときの対処法

セラミックの歯が欠けてしまったときは、慌てずに適切な対処を行うことが大切です。
欠片を保管する
欠けたセラミックの破片が手元にある場合は、捨てずにできるだけ清潔な状態で保管しておきましょう。破片の状態によっては、再利用できる可能性があります。
ティッシュやガーゼに包み、小さな容器やビニール袋に入れて保管するとよいでしょう。受診の際に歯科医師へ持参することで、修理や再作製の判断材料になります。
早めに歯科医院を受診する
セラミックが欠けた場合は、できるだけ早く歯科医院を受診することが重要です。欠けた状態のまま長期間放置すると、見た目や噛み合わせの問題だけでなく、二次的なトラブルが起こる可能性があります。欠けた部分から細菌が入り込み、土台となっている天然の歯が虫歯になったり、神経が炎症を起こしたりするリスクもあります。
早期に受診すれば、欠けの程度が軽ければその場で修復できる場合もあります。
セラミックの歯が欠けるのを防ぐためには

セラミックを長く美しく保つためには、日々のケアと生活習慣の見直しが欠かせません。
ナイトガードを装着する
歯ぎしりや食いしばりは、セラミックの歯に大きな負担をかける原因の一つです。特に、寝ている間は無意識に強い力が加わるため、リスクが高くなります。
これを防ぐ方法として有効なのが、ナイトガードの装着です。ナイトガードは、就寝中の歯ぎしりやくいしばりから歯を守るためのマウスピースです。歯科医院で自分の歯にぴったり合ったものを作ることができ、セラミックだけでなく天然の歯も保護できます。
ナイトガードは装着して寝るだけの簡単な予防策ですが、その効果は大きいといえます。特に、歯ぎしりの癖がある方には必須ともいえるアイテムでしょう。
硬い食べ物や習慣を避ける
セラミックは性質上、衝撃にはやや弱い素材です。そのため、氷や飴、せんべいなどの硬い物を噛んだり、無意識のうちに歯ぎしりをしたりすることによって欠けるリスクが高まります。
また、爪を噛んだり、ペットボトルの蓋を口で開けたりするなど、口に入れるべきでないものを噛む習慣も、セラミックに大きなダメージを与える原因になります。セラミックの歯を守るためには、食材の選び方や日常の癖を改善することが欠かせません。
噛み合わせをチェックする
セラミックの歯が長持ちするかどうかは、噛み合わせのバランスが大きく影響します。上下の歯が正しく噛み合っていないと、一部分にだけ力が集中し、割れたりヒビが入ったりする可能性があります。
とくに、セラミックは天然の歯より硬く柔軟性がないため、歯ぎしりや食いしばりがある方は注意が必要です。歯科医院で定期的に噛み合わせをチェックしてもらい、必要に応じて調整してもらうことで、セラミックの歯への負担を軽減できます。噛み合わせの不安を感じたら、早めに相談しましょう。
定期的な歯科受診を欠かさない
セラミックの歯を使い続けるためには、歯科医院での定期的なチェックとクリーニングが欠かせません。定期検診では、セラミックの状態や噛み合わせ、歯ぐきの健康状態などを総合的に確認してもらえます。
さらに、専門的な器具を使った歯のクリーニングによって、磨き残しや細かい汚れを除去することができ、虫歯や歯周病の予防にもつながります。セラミックを長持ちさせるためにも、プロによるケアを定期的に受けることがとても重要です。
まとめ

セラミックの歯が欠けたときは、自己流の応急処置や放置はせず、正しい対処と予防が大切です。柔らかい食べ物を選んだり、ナイトガードで歯を守ったり、歯科医師によるメンテナンスをしっかり受けることが、トラブルの再発防止につながります。
見た目も機能も優れたセラミックの歯を長く使い続けるためには、日常のちょっとした意識が欠かせません。もし欠けてしまったとしても、早めに対処すれば大きなトラブルを防ぐことができるでしょう。
セラミックの歯を検討されている方は、神戸市中央区、JR「三ノ宮駅」より徒歩30秒にある歯医者「神戸三宮アステオ歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、歯科治療から根管治療(歯根治療)、審美的なセラミック治療まで様々な治療を提供しています。診療案内ページはこちら、ネット診療予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

■この記事の監修者
牛嶋 貫登
経歴
- 松本歯科大学 卒業
- 大阪歯科大学附属病院 麻酔科勤務
- アップル歯科 勤務
- しげなが歯科 勤務
- うしじま歯科クリニック 勤務
- 灘ステーション歯科・矯正歯科 開院
- 三宮京町デンタルオフィス 移転開院
- 神戸三宮アステオ歯科 移転開院














